家系図作成において、戸籍調査は基本となります。
こちらのページでは、戸籍調査が終了した後の調査の仕方について少し説明させて頂きます。
1.過去帳の調査
まずは仏壇と共に多くは管理をしている『過去帳』を探しましょう!
多くの過去帳は、江戸時代「元禄時代」あたりから
記されている家庭が静岡県内は非常に多いです。
(本家に古い過去帳が保管されていたりします)
2.菩提寺の調査
『過去帳』が手に入らないときは(焼失や紛失)、『菩提寺』のご住職を訪ねてみましょう。
くれぐれも、『過去帳を見せてほしい』というお願いはしてはいけません。
個人情報になりますし、お寺の歴史ともいえる大切なものです。
「ここまで戸籍で調べてわかったのですが、これ以前のご先祖様を調べたいのでご協力いただけないでしょうか?」、もしくは「調べて頂くことはできないでしょうか?」といった形で、調べて頂くようお願いするのがよいかと思います。
その際には、お気持ちで手土産を持参されることをオススメ致します。
3.家紋の調査
今では、「自分の家紋がわからない。」という方も非常に多いです。
多くは仏壇や、墓石に紋が刻まれています。
こちらは、ぜひご確認下さい。
4.資料館等の専門施設
郷土資料館や地域の図書館にはたくさんの資料が眠っています。
こちらもぜひ、当たってみてください!!
5.日本姓氏語源辞典
名前のルーツを調べてみたい方におすすめです。
もし、静岡県出身者であれば『静岡県苗字辞典』で調べてみると、何か手がかりを得られるかもしれません。
6.地名辞典
各地の町名など、その土地の情報が詳しく書かれていたりします。
7.分限帳
※先祖が「武士」だと聞いている場合
武士であれば、各藩が作成した所属武士の名簿『分限帳』なるものがあります。
8.寛政重修諸家譜
戦国時代から寛政10年(1798年)頃までの諸大名、幕臣約2100家が収録されています。
9.寛政譜以降旗本家百科事典
『寛政重修諸家譜』以降、慶応4年(1868年)までの旗本約6000家の系図が収録されています。
上記の2つの資料は、地域の大きな図書館や郷土資料館にあることが多いです。
*浜松市立図書館の2階、郷土資料館にて確認することができます。
10.ネットの電話帳
今ではインターネット上で日本全国の電話番号を調べることができます。
スマホの普及に比例して、最近では電話登録される方が減ったため見つけられないケースもあります。
しかし、家系図に出てくる親族を運よく発見しそこから本家のお墓が見つかるケースもあります。
是非試してみて下さい。
11.古地図
江戸時代、ご先祖様がどのあたりにいたのかを探るためにその地の古地図を調べることができます。
古地図にご先祖様のお名前を発揮することがしばしばです。
12.旧土地台帳
こちらは法務局で無料で取得ができます。
13.軍歴証明書
戦争に行っていたご先祖様があれば『軍歴証明書』の発行をお願いしてみましょう。
厚生労働所や、各都道府県で管理しています。
このようにご先祖様の足跡を辿る方法は多岐に渡ります。
ぜひ、いろんな方法で調べて深めて頂けると嬉しいです。
弊社でも上記の調査を行っておりますので、「自分で調査するのは難しいな」と感じた場合はぜひお問い合わせ下さい。
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