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家紋シリーズ:揚羽蝶(あげはちょう)

こんにちは、みそら広報部です。

浜松市は全国的にも風が強い地域であるため、風が吹くとより体感温度が低く感じられます。

そんな地域性もあってか、三寒四温の日々が続いたりと安定しない天候が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

今日は、本ブログの人気コーナー「家紋シリーズ」の投稿となります!

ちょっとした豆知識として気楽に楽しんで頂ければ幸いです。

 

さて本日の家紋は、「丸に揚羽蝶(あげはちょう)」です。

蝶の家紋は、その美しい見た目から、優雅さや春の暖かさを感じることができます。

花に止まる揚羽蝶

そもそも「蝶」は文様として奈良時代から使われていました。

また、鎌倉時代初期の装束や牛車、馬具について記録された『餝抄』(かざりしょう)には、平安末期に平維盛や平通盛の車に蝶文が描かれていたことが記されています。

 

蝶紋は、その優美さから多くの女性に愛されてきたと言われています。

また同時に、「蝶」は幼虫からサナギに変態し、やがて華麗に飛び立つ様が不死更生をイメージさせることから、家紋としても不死を願う吉祥的な意義で用いられたと考えられています。

 

蝶紋はバリエーションも多く、植物と組み合わせたものも非常に多く存在します。

多数の戦国武将にも好まれた「蝶紋」。

是非この機会にあなたも自分の家紋について調べてみましょう!